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記憶。

阪神大震災の恐怖は、何年経とうと忘れられない。当たり前の日常が、簡単にくずれてしまうということを知った日でもある。

地震より以前につきあっていたボーイフレンドが一番被害が多かったところに住んでいて、アパートは2階建ての、とても古くて、きっと潰れてしまっているだろうと心配していたら、彼から『俺、生きてるから』と電話をかけてきてくれて安心した。
家の電話の前で『良かったな~心配しててんで~』と泣いた覚えがある。

彼は興奮気味に『地震のちょっと前に、比較的新しいマンションに引っ越ししから助かった』などと話ていて、それより前にオートリアで亡くなった兄が助けてくれたと思っていると。お兄さんが亡くなったとき、両親が迎えに行っていて、『明後日の水曜日に荼毘にふされるから、〇〇ちゃんも祈ってな』と電話してきてくれたことがあり、兄が亡くなったことで、彼は何かおもうところがあり大学院をやめて、心機一転引っ越しをしようと思ったらしい。

以前住んでいたアパートを見に行ったら、やっぱり潰れていたそうだ。彼は2階に住んでいたけど、1階に住んでおられた方はほとんど亡くなられたそう。

地震によって、家族や友人を亡くされた方がたくさんおられて、残された家族は、25年経っても悲しみは消えないだろう。
後悔のないように生きよう、毎日を奇跡の日の連続だと思って。

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25年

こんにちは~。

25年にもなるなんて、ウソみたいです。

元彼氏さんの、亡くなったお兄さんが助けてくれた、という感覚、わかる気がします。人の生死ってほんの薄皮一枚で分かれるんですね。

ぢょん でんばあさんへ。

ぢょんでんばあさん、こんにちは~25年も経つんですよね~

元彼が兄に助けられたと言ったのを聞き、お兄さんを突然亡くし、悲しんでいたのを知っていたので、嬉しそうにそう言ったので、元気になったんやな~と、その時『そうやな~良かったな~』と泣いたのを覚えてます。

数年前にフェイスブックで知ったのですが、日本を飛び出し外国で、大学院で研究していたこととは、まったく違うジャンルで活躍していて、人生をエンジョイしているようです。

普段は、辛いことも不安もあるけど、1月17日は生きている奇跡に感謝する日だと思っています。ご飯を食べられ、生きてるだけでラッキーと思うことにします。
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レツゴー一匹です。

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